ありのこりーこ
●著:秋山あゆ子/麦田あつこ
発売日:2026年05月21日頃/価格:1,650円/出版社:ブロンズ新社/ISBN:9784893097545
| 読んでみた評価 |
|
|---|---|
| また読みたい! |
|
絵本大好き / 0歳
こどもと楽しむなら
小さなありの子が、家の外へ出かけていく絵本です。いつもの場所を少し離れると、知らない出会いや、楽しいできごとが待っています。虫たちの世界は、人間の子どもから見ると小さくて不思議で、でもどこか身近に感じられます。
りーこは、まだ小さな子どものように、さびしくなったり、うれしくなったりしながら外の世界を歩いていきます。その気持ちは、園や公園、はじめての場所に出かける子どもにも重なるかもしれません。
細かな絵をじっくり見ると、虫たちの暮らしや、にぎやかな場面の中に、いろいろな発見があります。物語を聞くだけでなく、ページのすみずみまで目を動かして楽しめる一冊です。
おうちで読むなら
家族の中で少し置いていかれたような気持ちになった子どもが、外の世界で出会いを重ねていく絵本として読めます。出版社の紹介では、赤ちゃんがたくさん生まれて家の中が忙しくなり、たいくつした主人公が散歩に出かける物語とされています。
きょうだいが増えたとき、家族が忙しいとき、子どもは大人が思う以上に小さなさびしさを抱えることがあります。この絵本は、その気持ちを直接説明しすぎず、虫たちとの出会いや楽しい寄り道を通して、そっと受け止めてくれます。
読みながら「こんなところに行ってみたいね」「りーこはどんな気持ちかな」と話すと、子ども自身の思いも出てきやすいでしょう。親子でゆっくり絵を眺めたい一冊です。
図書館・施設で選ぶなら
小さな主人公の外出と出会いを描いた、虫の世界の物語絵本です。ブロンズ新社の公式情報では、麦田あつこさん文、秋山あゆ子さん絵、185×250mm・32ページ・上製、2026年5月発行の作品として紹介されています。
虫を題材にした絵本として、春から初夏の季節展示や、身近な生きものへの関心を広げる棚に置きやすい一冊です。また、赤ちゃんの誕生で家が忙しくなるという設定があるため、きょうだい関係や家族の中での子どもの気持ちに触れる本としても選びやすいでしょう。
細部を楽しめる絵と、散歩の中で出会いが広がる流れがあり、個別読みや家庭貸出に向いています。新刊のため利用実績はこれからですが、虫・家族・おでかけのテーマをつなぐ絵本として検討しやすい作品です。
車岡 2026.05.23 Review
| 読んでみた評価 | |
|---|---|
| また読みたい! |
