PICTURE BOOK INTRODUCTION 絵本紹介

TITLE たいとる

はじめてのおつかい

はじめてのおつかい

●著:筒井頼子/林明子

発売日:2012年04月/価格:990円/出版社:株式会社 福音館書店/ISBN:9784834005257

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父・母 / 3歳 / (^∀^)(゜o゜)

5歳の女の子の生まれて初めてのお使いを描いた絵本ですが、何度読んでもドキドキしてしまいますね。道路で転んじゃったり、お金を落としちゃったり、お店で呼びかけても誰も出てこなかったり。テレビでも「はじめてのおつかい」という番組があっていつもハラハラしながら見ていますが、この絵本を読んでるときも、つい後ろから「〇〇ちゃん、大丈夫?」と声をかけてしまいたい気持ちになりました。でも、私は大人の気持ちというか目線もわかる気がして、まさかこの小さな子がお買い物に来てるとは思わないから、お店のおばさんやお客さんがつい女の子を視界や意識の外にやってしまうのも無理はないと思います。だから、女の子が「牛乳、くださーい!」と言ったとき、急に女の子が目の前に現れておばさんはびっくりしたと思うし、心から「ずっといたのね、ゴメン!」という気持ちにもなったと思います。そして女の子は「やっと気づいてくれた」と心が緩んで・・・いろんな立場の気持ちがわかるから面白いです。

ひまわり 2025.10.31 Review

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母 / 4歳 / (^∀^)(゜o゜)

この絵本、本当に繰り返し読み聞かせました。もうセリフも覚えてしまっています。そして、「ひとりでおつかいできるかしら?」「ひとりで!」「みいちゃん、もういつつだもん」といったセリフは、今でもちょっとした時に使っています(子どもに「〇〇できるかしら?だって、〇〇ちゃん、もう8歳だもんね!」といった具合に)
みいちゃんが百円玉を二つ握りしめてドアを出て、大事なお金なのにその百円玉を落としてしまうところなど、親目線で見てるとドキドキするシーンも多いです。
お店に着いて、頑張って声を出しているのに気づいてもらえない場面も、親目線で見ていると涙が出そうになります。
そういえば先日、うちの小学生の娘はお遣いにでかけてお金が足りず、一旦お金を取りに家に戻ったそうですが、レジのお姉さんが「ここに置いておくから来たとき声かけてね」と優しく言ってくれたそうで、親としては有難かったです。
こどもはこどもの、親は親の目線で楽しめる絵本だと思います。

はじめてのおつかい 2025.10.31 Review

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父・母

この本は長女が5~6歳の頃によく読み聞かせていた1冊です。3歳下に次女がいるため、登場人物の名前を長女や次女や長女の友達の名前に変えて読んでいました。まるで自分のことのように思うようで、いつも真剣な顔で聞いていたのが印象的でした。たった1人でおつかいに行く、ということを想像するだけでドキドキしたようです。最近は次女に読んで聞かせています。やはり手に汗握りながら聞いていて、おんなじなんだなと笑ってしまいます。

kawano 2022.11.18 Review

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