忍者にんにく丸
●著:川端誠
発売日:2005年09月/価格:1,430円/出版社:BL出版/ISBN:9784776401438
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| また読みたい! |
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父・母
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男の子
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4歳
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(^∀^)(゜o゜)
この絵本は、ニンニクの姿をした忍者、にんにく丸が、主君の命で敵方の城に捕えられている姫を助け出すお話です。子どもの保育園では最近「にんじゃ」というワードが流行っているそうで、うちの子も「忍者にんにく丸」というタイトルにとびついたというわけです。にんにく丸と死闘を繰り広げる敵方の忍者、剛力麺蔵もなかなかキャラが濃いです。この絵本の一番の面白さはにんにく丸と剛力麺蔵との丁々発止のやりとりにあるんじゃないかと私は思います。それと、最近ではあまり聞かないような、まして幼児の世界ではほぼ使わないような言葉もたくさん出てくるので、そこがまたこの絵本の他にはない特徴、魅力なんじゃないかと思っています。
この絵本は野菜忍列伝というシリーズになっていて、ほかにもアスパラガスやたまねぎ、キャペツなどが主人公になっています。にんにく丸とはまた違ったストーリー展開のものもあるので、読みくらべてみるのも楽しいと思います。
にんにく丸 2025.10.31 Review
| 読んでみた評価 |
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| また読みたい! |
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父・母
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5歳
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(^∀^)
インターネットの動画で「ハットリくん」を見ているせいか、忍者に多大な関心を寄せている5歳の息子。この絵本の表紙に描かれた忍者にんにく丸のイラストに「これ読みたい!」と即決でした。
忍者にんにく丸は、その名の通りにんにくの忍者。ある日、主である殿様の命を受け、その娘である姫を救出しに敵の城に忍び込みます。そして無事姫を救出するのですが、そこへ敵の忍者、剛力麺蔵が立ちはだかり、二人は対決することに。さて、にんにく丸は無事姫を連れ帰ることができるのでしょうか?
文や登場人物のセリフが時代劇のようで、なりきって楽しく読み聞かせをしました。ただやはり難しい言い回しも多いので、その都度簡単に解説をしながら読みました。「ちょこざいな!」とか「にんにく丸あやうし」など、子ども向けの絵本にはなかなかないセリフです。でも子どもは雰囲気で何となく意味が分かるようでした。
難しいセリフでも楽しく読むことができるのはやっぱり川端誠さんの力だなぁ。
千歳飴 2024.11.27 Review
| 読んでみた評価 | |
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| また読みたい! |
