PICTURE BOOK INTRODUCTION 絵本紹介

TITLE たいとる

洞窟のなかの女王

洞窟のなかの女王

●著:ジュリア・サルダ/寺木 菜穂

発売日:2026年06月22日頃/価格:2,530円/出版社:化学同人/ISBN:9784759824476

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絵本大好き / 3歳

こどもと楽しむなら

夢で見た女王さまを探して、森の奥へ進んでいく、少し不思議でどきどきする絵本です。主人公フランカと妹たちは、いつもの世界とは違う場所へ入りこみ、へんてこな生きものたちや思いがけないできごとに出会います。『不思議の国のアリス』のような、現実と夢のあいだを歩く楽しさがあり、ページをめくるたびに「次は何が出てくるのかな」と想像がふくらみます。

おうちで読むなら

ただ楽しい冒険というだけでなく、思春期の入り口に立つ子どもの、言葉にしにくい不安やゆれ動く気持ちにも触れている一冊です。フランカが夢に導かれるように旅をする流れは、成長の途中で出会う戸惑いや、自分でも知らなかった気持ちに向き合う時間のようにも読めます。64ページと少し読みごたえがあるので、親子で少しずつ読み進めたり、大きめの子がひとりでじっくり読むのにも向いています。

図書館・施設で選ぶなら

海外翻訳絵本、ファンタジー絵本、思春期前後の心の成長を描く作品として選びやすい一冊です。ジュリア・サルダさんが文と絵の両方を手がけた作品で、エキゾチックな雰囲気の絵と、余韻のある物語が特徴として紹介されています。64ページと通常の幼児向け絵本より厚みがあるため、読み聞かせよりも、小学校中学年以降のひとり読み、学校図書館、児童文学寄りの絵本棚に合いそうです。

この紹介文は、出版社等の公開情報をもとに、絵本選びの参考として作成しています。

車岡 2026.06.23 Review

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