きみは、てき?
●著:内田 麟太郎/ひぐち ともこ/アーサー・ビナード
発売日:2026年06月05日頃/価格:1,980円/出版社:解放出版社/ISBN:9784759222999
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絵本大好き / 3歳
こどもと楽しむなら
「てき」って、ほんとうにどんな人なのでしょう。遠くから見ればこわい相手に思えても、その人にも家族がいて、好きな人がいて、大切な時間があります。この絵本は、戦争の中で人が人を見失ってしまうこわさを、静かに問いかけます。楽しいお話ではありませんが、命の重さや、相手を人として見ることの大切さを考えるきっかけになる一冊です。
おうちで読むなら
戦争や敵味方という難しいテーマを、短い絵本の形で深く考えさせてくれる作品です。銃を撃つ側と撃たれる側、そのどちらにも人生があるという視点から、勇ましい言葉に流されることの危うさを伝えています。内容は重いため、小さな子に一人で読ませるより、大人がそばにいて、読み終えたあとに「敵って何だろう」「平和って何だろう」と話し合う読み方が向いています。
図書館・施設で選ぶなら
平和、戦争、人権、命の尊さをテーマにした絵本として選書しやすい一冊です。対象年齢は小学中学年と案内されており、幼児向けの読み聞かせよりも、小学生以上の平和学習やブックトーク、人権週間、戦後を考える展示に向いています。英訳付きのため、国際理解や多言語資料としても紹介できます。内田麟太郎さん、ひぐちともこさん、アーサー・ビナードさんという作り手の組み合わせも、平和を考える絵本として手渡しやすい要素です。
この紹介文は、出版社等の公開情報をもとに、絵本選びの参考として作成しています。
車岡 2026.06.08 Review
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