ちゅうもんのおおいりょうりてん
●著:武田美穂/宮沢賢治
発売日:2022年10月25日頃/価格:1,540円/出版社:理論社/ISBN:9784652205266
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| また読みたい! |
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母
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5歳
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(^∀^)(゜o゜)
以前、子どもがまだ小さい頃に(2~3歳くらい)まだ難しいかなぁと思いながら読み聞かせたときは、わからない言葉が多くて話の面白さも理解できなかったようでした。まぁ仕方ないな、と思って本棚にしまっておいたのを、5歳を過ぎたのでもう一度チャレンジしてみました。子どもは、言葉の意味や文章の内容などだいぶ理解できるようになってはいましたが、「注文の多い」のはどちら側なのか、というこの話のキモについてはやっぱりまだわからなかったようで「どういうこと?」と聞かれました。「自分が注文する方だと思っていたのに、お店の方が注文していたということだよ」「食べられるってこと?うわー!こわい!」とやっと面白さに気づいてくれて、楽しく読むことができました。
「猟師」という言葉はこの絵本で初めて知って覚えたようです。他の絵本や昔話を読み聞かせしているとき、「りょうしってわかる?」と聞くと「鉄砲でうつ人」と言っていました。
雨にもまけず 2025.10.31 Review
| 読んでみた評価 |
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| また読みたい! |
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母
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男の子
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6歳~
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(゜o゜)
"宮沢賢治の名作童話「注文の多い料理店」を、武田美穂さんが低年齢の子ども向けに構成した1冊。宮沢賢治ならではのオノマトペと武田さんのかわいらしいイラストがいっぱいのこの絵本、さながら宮沢賢治の入門書のようです。
我が家では3歳の息子に読み聞かせました。イラスト多めとはいえ文章もそれなりに多くまた長いので、「ぴかぴかするてっぽう」「風がどうとふいてきて」などのオノマトペはことさら大げさに読み上げつつ、難しいところは簡単な言い回しにしたりカットしたりして、工夫ながら読みました。猟師の二人が、コートを脱いだり鉄砲を置いたりしてだんだん身軽になっていき、さらには油を塗ったり塩を揉み込んだり・・・あれ、何だか妙だぞ?と状況が暗転していくところ、小学生のお姉ちゃんたちも寄ってきて、皆で固唾をのんで見守りました。クライマックスの最後の数ページは武田さんのイラストが炸裂!とても楽しく見応えがありました。宮沢賢治の独特の言い回しにも触れてほしいです。"
furukawa 2023.01.24 Review
| 読んでみた評価 | |
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| また読みたい! |
