PICTURE BOOK INTRODUCTION 絵本紹介

TITLE たいとる

くうちゃんとかんたのおまつり

くうちゃんとかんたのおまつり

●著:芭蕉みどり

発売日:2003年07月/価格:1,320円/出版社:ポプラ社/ISBN:9784591077719

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父・母 / 男の子 / 6歳~ / (^∀^)(゜o゜)

まず特筆すべきはこの絵本のしかけの面白さです。1冊の絵本に、くうちゃんの視点で見たお祭りのお話と、かんたの視点で見たお祭りのお話が収められていて、片方は右開き、もう片方は左開きで物語が始まり、ちょうど絵本の真ん中で2人が合流します。こんなしかけの絵本、私はこれまで見たことがありません(他にもあるんでしょうか?) 個人的にはナイスアイデア賞をあげたいし、おなじしかけでもっとたくさんの物語を読んでみたいと思ってます。
なんでこんなことができたのかなぁと考えて、日本語だからできたんだ、と気づきました。日本語は英語やフランス語などと違い、縦書きにも横書きにもできます。だから、右開きにも左開きにも対応できて、こんな面白い絵本が生まれたんだと、今さらながら我らが日本語の魅力、可能性に気づかされました。
まぁでも子どもにとってはそんなことどうでもよくて、ただただ「この絵本すごい!こっちからもこっちからもだ!」と喜んでます。

お祭り大好き 2025.10.31 Review

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母 / 3歳

この本の超画期的なところ、それは、同じ話をくうちゃんとかんたの二つの視点で描き、片方は絵本の左から、もう片方は右から始めて、ちょうど真ん中で完結させるという点です!私は初めそのしかけに気付かず、「あれ?変なところで終わってる」と一瞬戸惑い、表紙を見返し、「そういうことか!」と全身に電撃が走りました。どういうこと?どういうこと?と思った方は是非一度この絵本を手に取ってみてください。下町の風情と活気あふれるお祭りの描写も見ごたえあり。

frukawa 2023.02.07 Review

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