いらないものがいる町で
●著:村上雅郁/カシワイ
発売日:2026年06月19日頃/価格:1,650円/出版社:フレーベル館/ISBN:9784577054659
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絵本大好き / 3歳
こどもと楽しむなら
「いらないものがいる町」という少し不思議な場所に、少女ミアが迷いこむ絵本です。そこにいるのは、だれかに忘れられたり、いらないと思われたりしたものたちかもしれません。家に閉じこもったミアを心配する町の住人たちの姿から、ものにも、人にも、それぞれ大切な気持ちがあることを感じられます。小学校中学年くらいから、じっくり味わって読めそうな一冊です。
おうちで読むなら
かわいらしさだけでなく、少し静かで深い余韻のある絵本です。心を閉ざした子どもと、見捨てられたものたちの町という設定は、「さみしい」「いらないと思われたくない」「でも誰かに気づいてほしい」という気持ちにそっと触れてくれます。村上雅郁さんとカシワイさんが共同で構想し、それぞれ初めて絵本制作に取り組んだ作品としても注目できます。親子で読む場合は、感想を急がず、読み終えたあとの沈黙も大切にしたい本です。
図書館・施設で選ぶなら
児童文学の作家と装画・挿絵でも知られるイラストレーターによる、物語性の強い創作絵本として選びやすい一冊です。対象は小学校中学年から中学生、一般までと幅広く設定されており、幼児向けの読み聞かせ絵本というより、ひとり読みや少人数での読み合いに向いています。心を閉ざす子ども、居場所、不要とされたものへのまなざしなど、読後に話し合いが生まれやすいテーマを含むため、学校図書館や児童文学寄りの棚にも合いそうです。
この紹介文は、出版社等の公開情報をもとに、絵本選びの参考として作成しています。
車岡 2026.06.19 Review
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