スタジオジブリの 食べものがいっぱい
徳間アニメ絵本ミニ
●著:徳間書店児童書編集部/スタジオジブリ
発売日:2017年02月13日頃/価格:1,540円/出版社:徳間書店/ISBN:9784198643379
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母
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男の子
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4歳
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今年は戦後80年ということで、子どもと一緒にスタジオジブリの「火垂るの墓」を見ました。戦争中の物語なので、食べ物は本当に貧しく、白いご飯などほとんど出てきません。出てくるのは、お芋や何か野菜の混ざった雑炊や、梅干しなど。美味しそうに見えるものは一つもありませんが、唯一私たちが「美味しそう!」と思ったのがサクマドロップス。物語に出てくる4歳の女の子、節子が大切に食べていた缶入りの飴です。
この「食べものがいっぱい」の絵本では、ジブリ作品に登場する美味しそうなごちそうがたくさん紹介されていますが、「火垂るの墓」に登場する食べ物として紹介されているのは、このサクマドロップスのみ。でも、お菓子どころか砂糖の配給すらほとんどなくなっていた戦争中は、これが一番のごちそうおやつだったんだね、と子どもと話しました。
買っておいたサクマドロップスをサプライズで取り出すと子どもは大喜び。節子と同じ気持ちになって絵本を読みました。
せっちゃん 2025.10.31 Review
| 読んでみた評価 |
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| また読みたい! |
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父・母
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4歳
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(^∀^)(゜o゜)
ジブリ映画はどのシーンもとても楽しいですが、食べ物を食べるシーンは特に魅力的だなと思います。大きな肉の塊に、畑で獲れた新鮮な野菜に、真っ白い米粒のおにぎりに、ガブリとかぶりつく。見ている私たちも一緒になって食べている気持ちになって、ますます登場人物の気持ちに入っていく。誰もが日々繰り返している「食べる」という行為を共有することで、物語のメッセージもより強く深く響いていく気がします。
そんなジブリ映画に出てくる食べものを詳しく紹介しているのがこの1冊。「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」など、名作アニメに登場するこれまた名シーンが数多く出てきて、とても楽しいです。個人的には、ラピュタの海賊一家の食事シーンが豪快でいかにも美味そうで大好きです。私もあんな風にハムやロブスターにかぶりついてみたい!
たくさんのジブリ作品が出てくるので、ジブリ映画の入門書としてもおススメの1冊です。
はるかぜ 2024.04.20 Review
| 読んでみた評価 | |
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| また読みたい! |
